2015年10月27日

ヨーヨーマのフランク

今日もヨーヨーマの追っかけのように
東京です。笑

1446001908.jpgその前に大野屋さんで足袋を買いに。
ここには僕の足に合う足袋があるのです。

最近では見掛けなくなった昭和の建物で
登録有形文化財に指定されてます。

魚久さんでは銀だらの粕漬けを。

うぶけやさんでは鋏を。
昔からの職人が作る道具を使うと
音が違うし気分が違います。

さて、サントリーホールで
30年コンビを組んでいる
ヨーヨーマ&キャサリンストットのリサイタル。

のっけのピアノの音に引き込まれ
チェロの音に早くも泣けそうになる。

小品の曲に堪能し、
ショスタコーヴィッチ、ソッリマ、
そしてフランク。

僕の好きなヴァイオリンソナタの編曲版です。

バッハの時とはまた違った弾き方。

弓とビブラート、身体全体で歌い上げる音楽に
何度泣きそうになったことか。

久々にすごい音楽に触れました。

音楽を表現する技術だけでは
このような音楽は生れない。

人柄が音に現れるのでしょう。

それはお二人に共通していて、
30年間ずっとパートナーとして
演奏を共にされているお二人の

今まさに創りだす音楽は
愛に溢れた格別の音楽でした。


司建築工房

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2015年10月25日

好きの力

僕は大好きな建築の世界で歩いていることを
いつも幸せだと思っている。

人間生活を想像したり、ものを画いたり、
作ったりすること自体が楽しいのだ。

子供の養育が終わって、
今までずっとやりたかった
チェロを始めることができたのも幸せだ。

弦楽器をいざ始めてみると難しい。
まず音程を自分で作らなければならない。

曲になるのは先の先だ。

弓の右手、弦を押える左手の研究所w
考えて試行錯誤を繰り返しながら
自分の身体が発見できた瞬間はたまらない。

弦楽器がやれたら何でもできる。
先生はそうおっしゃる。

自分の身体が覚えるまで上手くいかない毎日
ということになるけれど、
そのことすら楽しい。

嫌になったら、はいそれまでよ!
やめなかった人だけが弦楽器を弾くことを
許されるのだ。

なかなか簡単に習得できないことだからこそ
努力する価値がある。

そんなチェロを建築と共に
生涯続けていかれたらと思う。


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2015年10月24日

ヨーヨーマのバッハ

ヨーヨーマのリサイタルのために
喜び勇んで軽井沢へ。

その前に脇田和展を鑑賞しました。
深い色と調和した構図がいい。

僕の好きな絵にも何点か出会えて
久しぶりに山荘も眺めて
滋味深いいい時間が過ごせました。

南米から持ってきたという木のベンチなども
自分の感性と似てた。

さて、小さなホールで
ヨーヨーマだけのチェロリサイタル。
しかもバッハの無伴奏。

1445740278.jpg僕の石たちにも聴かせてあげようと思って、
一緒にみんな連れてきたw

舞台に歩みを進める足取りから、
もしかしたら腰がお悪いのか、

長年これまで全世界の聴衆を魅了し、
研鑽の日々から身体に負担がかかってこられたのかと
想像してしまう。

今日も待ちに待った観客のために
舞台に立つヨーヨーマ。

初めて聴く生のヨーヨーマの奏でる音に集中する。

身体に飛んでくる素敵な音の響き。
心地よいバッハの旋律。。。

人に感動を与えることができる演奏ができるのは一握りだ。
貴重なひと時に胸がいっぱいです。


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2015年10月21日

鉄とガラスの摩天楼

再びNYへ帰ってきました。

ミース設計、1958年竣工のシーグラムビル。

1445363077.jpg斜線制限を逃れて
シンプルなガラスの箱のビルにするため、

通りから大きくセットバックしていて、
通り側は水面のある広いプラザになっています。

ヨーロッパの広場の景観や
ルネサンス期以降の街造りの手法と同じで、

建築を正面から引いて鑑賞できるように配置している。

防火性能の規制の中、本来の構造材は隠すものの
H鋼の縦のラインとブロンズの横のラインで、
構造材を剥き出したように見せるデザイン。

そしてカーテンやブラインドを使用しない徹底ぶりで、
夜になると窓から透過する室内照明によって
建築が行燈のように美しい夜景を見せてくれる。

ミースの規則正しいモダニズムを貫いた超高層ビルは、
端整で美しく景観に対する配慮があるのでした。

1445363147.jpgこのビルの中に
フォーシーズンズレストランが入っています。

紅葉した木が飾られていて、
秋を表現されていました。

マークロスコはこのお店のための
壁画を制作したが、
相応しくなく断念した。

僕はロスコの抽象画が好きで、
MoMAのショップで本を見付けました。

1445365079.jpg話のネタは尽きませんが、
NYには写真に収めることをあきらめるほどの

芸術的なレリーフや
デザインが溢れていました。

日本に戻って、今回感じ取った刺激を
今後の建築道に生かしたいと思います。

帰国の前晩は嬉しい交流もあり、
NYで頂く友人の作ってくれたおでんは
身体に染み入りました。


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2015年10月18日

ペンシルベニアでライト建築を堪能

落水荘までの手段は
朝一番でレンタカーを借りました。

左ハンドルのクライスラーJeepを
ナビの案内でハイウェイをかっ飛ばす。

1445358192.jpgハイウェイを降りると
道の両側は紅葉した樹々や小麦畑

牛を放牧したなだらかな丘が連なる
雄大な景色。

途中車を停めて
写真を撮りたい衝動に駆られた。

2時間で着くと聞かされていましたが、
はやる気持ちか、1時間20分で無事到着しました。

1445358224.jpgまずはじっくり外部見学。
木々の縦のラインに落水荘の横のライン。

カウフマン夫妻は滝を眺められる場所に
建てようと思っていたが、
ライトは滝の真っただ中に建てた。

そしてピッツバーグで産出される
鉄、石、木、コンクリートの素材で作られた。

カウフマンの息子は朝起きると川へ降りて
おしっこをするのが常だったという。。。

そして写真集で見てきた内部空間のディテールを
わりとじっくり見ることができました。

建物はすべてに亘って設計者の考えの集積で、
ライトがした仕事に想いを馳せ敬意を抱く。

たぶん若い時の自分なら読み取れなかったであろう
多くのことを感じ取ることができました。

1445358244.jpgそこから車で15分の処に
ライトがユーソニアンハウスとしては

最後の作品となった
ケンタックノブがあります。

圧倒的な自然の中に建つ住宅は
地元で摂れる木と石で造られた愛おしい建物でした。

自然の中に平屋で低く水平に展開するのは美しいです。

グリットによって統一された
椅子やテーブル、本棚、クローゼットに至るまで
自然との調和と素材の美しさを堪能できる建築です。

ここにライトは一度敷地を見に訪れただけとのこと。

これだけの設計を創造できるライトは
やはり凄い方です。


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2015年10月17日

鉄鋼で栄えたピッツバーグへ

ニューヨークまで来たので、少し足を伸ばして、、、

ピッツバーグで鉄鋼業により
世界最大の収益を上げ富を築いた
鉄鋼王アンドリュー・カーネギー。

1910年代には全米で生産される鉄鋼の
1/3〜1/2がピッツバーグで生産された。

1445352516.jpg1920年秋、世界初のラジオ放送が
開始されたのもピッツバーグだ。

街を歩くと歴史的建造物が数多く残る。


これから見学に行く落水荘のオーナー、
デパート王カウフマンのデパートも
ピッツバーグのランドマークだ。

1445352388.jpgそんな街の中心地にある
煉瓦敷きの道路沿いに1916年に建設された
歴史的なホテルに滞在しました。

ホテルの前は公園になっていて、
道路の突き当りに由緒ある建物を配置する
ヨーロッパの街造りと同様に、

建築を正面から鑑賞できるようになっている。

大切な授賞式やパーティーに使われる
ここのエレガントなロビーは

最近の超高級ホテルでは味わえない雰囲気があり、
街の文化遺産です。

連なるレストランも格別のセンスがありました。

1445353135.jpgマンハッタン同様、
第一次世界大戦真っただ中に

このような素晴らしい高層ホテルを
建てる技術力を持っていたアメリカ。

ルームサービスを頼むと
It’s me ! 

明るくフレンドリーなスタッフが
テーブルと共に運んできてくれました。

アイスホッケーの試合の日には、
ピッツバーグペンギンズのユニホームを着た
カップルが大勢街に繰り出すのでした。


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2015年10月16日

音楽の都ニューヨーク

あらゆるジャンルの音楽が楽しめるNY。

1445321992.jpg僕はクラシックが好きなので、
クラシック音楽の殿堂、
カーネギーホールへ。

フィラデルフィア管弦楽団と
ギル・シャハムのヴァイオリン公演を
聴きに出掛けました。

チャイコフスキーがこけら落としをした
この歴史あるコンサートホールは

赤のカーペットに白と金の荘厳な装飾とレリーフ。
品格と芸術の薫りの中で聴くいい音楽は格別です。

そしてメトロポリタン・オペラハウスでは
トスカを楽しみました。

1445322838.jpgロビーはエレガントな階段や
シャガールの壁画。

ドレスアップしたニューヨーカーたちが
この非日常空間を盛り上げています。

劇場は赤と金の世界で、
前の座席の背に字幕が出る進んだシステムを備えています。

オペラ専用の劇場だけあって音がすごくいい。
日本には残念ながらこの音響レベルのオペラ歌劇場はありません。

これが30ドルで楽しめるんですから
芸術の都はいいもんです。


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2015年10月15日

I LOVE NEW YORK 郊外

今回のニューヨーク滞在は、
ニューヨーク郊外に素敵な一軒家を所有する
友人宅にお世話になりました。

1445317845.jpg隣地との境界に塀がないから連続した広がりがあり、
程よい距離感で、それぞれが高い樹木の下で
プロポーションよく佇んでいる。

街路樹と前庭の連続した景観は
地域の住民の共有財産だ。

ヨーロッパのような色の統一感はないけれど、
木や石やレンガの
本物の素材の外壁と煙突が美しい。

1445317751.jpg
皆それぞれのハロウィンの
飾付けを楽しんでいた。

ここでは毎日リスを見掛けた。

有難いことに友人が色々な郊外の町を
案内してくれました。

すぐ近所の地区では広い敷地に道路沿いからかなり奥に建つ豪邸が並ぶ。
日本だったら一件一件がホテルです。

1445317888.jpgある地区では幸運にも内部見学を許された。

美しい空間に自分が身を置いて
感じることができたこと、

ディテールの作りを見れたことは、
一生の宝です。

1445319276.jpgそして紅葉のベストシーズンを
満喫できました。

山のほとんどの木々が落葉樹なので、
黄色や真っ赤に色付く
自然の美しさに感動しました。

郊外の友人宅から
マンハッタンへ繰り出すには
メトロノースという電車が便利だ。

1445320002.jpgハーレムラインを毎日利用してましたが、
一度乗ったハドソンラインは、

まさにハドソン川沿いを走って
車窓からの眺めを楽しめます。

自然が身近にある街NY。

一日の車両交通量が世界一多いという
ジョージワシントンブリッジを下から眺めながら
あまりの美しさにカメラを構えました。

この吊橋は二つの鉄骨の橋脚2点で支えられ、
中央スパンが1067mと1931年当時世界一を誇っていた。

1937年にサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジ
(中央スパン1280m)にその座を譲るけど、

近代工学の技術力もさることながら、単なる交通輸送の機能だけでなく、
都市景観としての文化水準の高さに感心する。

浮世絵に描かれた日本橋は今では見る影もなくなってしまった。。。

開通当時はハドソンリヴァーブリッジと呼ばれてたんだけど、
ジョン・F・ケネディ空港など諸外国では公共建造物に
その国の代表的な人物の名前を冠している例が少なくない。

ル・コルビジェが世界一美しい橋と讃えたと後で知るのでした。


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2015年10月14日

ニューヨークの美術館巡り

フランク・ロイド・ライト設計のグッケンハイム美術館。

1445271838.jpgなんと曲線のエレガントなこと!
人の心を高揚させる建築です。

スパイラルを歩きながら
特別展のアルベルト・ブッリの
素材感のある抽象作品を眺め、
頂上まで登って行きました。

観る方向によって変化する造形は
建築自体がアートでした。

メトロポリタン美術館。

1445272119.jpgロンドンの大英博物館、
サンクトペテルブルクのエルミタージュ、
パリのルーブルと並ぶ
ニューヨークの文化遺産です。

ギャラリーの数は世界最多を誇る。

自分の好きなセクションめがけて、
ヨーロッパ絵画を主に楽しみました。

芸術空間を楽しむ室内空間のみならず、
街を楽しく美しいものにする外部空間が
都市に活気と憩いを与える効果をあげる。

上の二つはセントラルパーク沿いにあり、
容積率が1500%のマンハッタンにあって、
潔いほど気持ちの良い広大な緑が広がって
都会のオアシスになっている。

都市計画として賢明だったと感心する。

NYには街中に広場や小さな公園があって、
5番街沿いにあるロックフェラーセンターは
敷地の一部がサンクンガーデンになっていて、

屋外でありながらビルの壁で囲まれた室内のような
質の良い閉鎖空間になっているし、

ワシントンスクエアーのように周辺の道路と一体化した
オープンな憩いの場もある。

ヴェストポケットパークという言葉はNYで始まったんだけど、
パレイパークという滝の壁がある小さな公園にも偶然出会った。

都心のコンビニのように街路から身近に立ち寄れる
憩いの公園の存在がどれほど街を魅力的にすることか。

NY市民の外部空間への意識の高さがうかがえる。

ヨーロッパでのルネサンス期以降の外部空間の手法を
思いがけずここNYでもたくさん発見したのでした。

セントラルパークに限らず、マンハッタンを歩くと
犬を散歩する人とよくすれ違いましたが、

実に躾けがされていて、主人の前を歩かないし、
すれ違う通行人に寄っていくことも吠えることもありません。

マンハッタンは様々な人種と出会い、
世界のあらゆるメーカーの車が走る刺激的な街でした。
ちなみに軽自動車は走ってません。

そして銀行でお金を引き出すのは
ドライブスルーです。

ハドソンリバー沿いの丘の上に建つクロイスター美術館。

1445276247.jpgフランスの12世紀から15世紀の
荒廃した修道院跡の彫刻や建築廃材を買い集めた
アメリカ人彫刻家のコレクションを

ロックフェラー2世が購入し、
自身のコレクションと共に
メトロポリタン美術館に寄贈した。

中世のものがないアメリカに古いものを持ってきて、
公共のために私財を投じるアメリカ富豪の
文化的芸術的価値観は賞賛に値します。

5つのクロイスター(回廊)の何とも言えない安らぎや
ステンドグラスの光と素敵な造形の窓のふるまいは
うっとりしてしまう。

ドアの彫刻や丁番や取手、階段の手すり、
機械工具のないひとつひとつ職人の手による温かみは、
機械化された現代社会に生きる僕らを幸せな気分にしてくれる。

そういえば、ニューヨークの5番街はパレードで混雑していた。
コロンバスデイだ。
イタリア系の人たち、ゴッドファーザーの世界。

イタリア人であるコロンブスが
アメリカ大陸を発見したことを祝い、
祝日になっている。

しかし、略奪と殺戮の歴史を学校でも学ぶためか、
リベラルなニューヨーカーでさえ、
侵略者を祝うことに反対の意見を持つ人は多い。

先住民の日にするべきだ、と。

ニューヨークの話題は尽きないので
この辺で。


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2015年10月11日

ニューヨークは歴史的建造物の宝庫

この度、僕のクライアントの店舗が
ニューヨークにオープンしました!

1445266620.jpg場所はマンハッタンのソーホー地区。

1800年代後半から建てられた
キャスト・アイアン建築群と石畳が残る
歴史保存地区になっています。

店舗は1900年に建てられた
煉瓦造の建物の改装です。

1445266885.jpg煉瓦はもちろん残さなければならず、
ニューヨーク市の歴史建造物保存委員会が、
登録建造物へ規制を与え、保護しています。

1910年ギリシャ神殿のように列柱が並ぶ
ペンシルバニア駅が完成したが、
マディソン・スクエア・ガーデン建設のために
1962年取り壊されてしまった。

これが歴史的建築保存運動のきっかけになり、
この反省に立って、1871年に完成したグランドセントラル駅は、
高層ビル建設のための取り壊し、再開発計画を免れた。

1445267385.jpgニューヨーク滞在中は
毎日のように利用したグラセン駅。

古い建物がいかに人を癒すことか!
こういう建築は人類の宝です。


高層建築は1900年頃から建ち始め、
1920年代にはすでに摩天楼が隣立していたマンハッタン。

マンハッタンの北からバスでずっと南下すれば、
車窓からは1900年初頭の古い歴史的建造物の街並みが見える。

1860年に火災避難口として法令が定められた外部階段が、
街並みに一体感を与えている。

第一次世界大戦の戦場にならなかったアメリカは、
より良い生活を求めた移民を迎え入れる自由の国。

ジョブズのお父さんもシリアからの移民だった。

巨額の賠償金を課せられ急激なインフレに苦しむドイツの一方で、
人々の欲望が時代を動かし、
大衆社会のルーツとなったマンハッタン。。。

地下鉄工事や高層建築等
移民や黒人の方が繁栄の20年代を支えた。

1445270198.jpg
今でも近代建築の方が少ない印象です。

そしてタイムズスクエアーは別として
商業看板がほとんどないから
街の景観が美しい。

日本の街中に乱立する野立て看板や電車内の吊り込み広告など
日本人の公共空間に対する美意識の低さを改めて感じる。

西欧では醜い看板を出した会社の製品を買わない
不買運動をすると聞いた。

工業製品の建築や無神経な街並みは
その国の文化の反映なのだ。



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2015年10月03日

ヘリテージマネージャー

今まで欧米の街並みを色々見てきました。

残念ながら、外壁を工業製品でまとった日本の街並みは
気持ち悪さを感じてしまう。

主な要素は素材だが、
日本にもまだ素材感のある愛おしい建築は残っている。

でも、、今でも価値ある建物がどんどん姿を消してゆく。

1445260713.jpg価値あるものを評価し登録していくことで、
ランドマークとして
残していかなければならない。

明治村を創設した二人の有志者のように。。。


そこでヘリテージマネージャー養成講座を受講し、
2年に亘って登録文化財について学んできました。

今日吹上ホールにて建築総合展で発表です。

僕たちの班は愛知県で唯一当時の敷地に残る
陣屋建築を調査しました。

1445260069.jpg鳥居建て形式の構造や指物の使い方、
屋敷林に囲まれ石積みや土塁、堀跡、
食い違い通路など

武家屋敷の構えを伝えています。

竹林のアプローチは
世界に誇れる文化遺産です!


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