2020年07月16日

20th Anniversary exhibition


TUCASA HOMES
20th Anniversary Exhibition
from July 15.2020_casa effe

弊社ホームページ Works に掲載しましたので、
ご高覧下されば幸いに存じます。

司建築工房

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 大地の樹木 本物の素材 火のある生活


posted by Koji at 10:23 | TrackBack(0) | 日々の仕事

2020年07月15日

司建築工房20周年

本日7月15日をもって、
創業20周年の節目を迎えることができたことは、

僕に建築を任せて下さったお施主様と
僕を信じて仕事を請けてくれた職人さん
お一人おひとりのお引き立ての賜に他ならない。

今後も信頼する職人と現場で対話しながら
誠実にいい建築を生み出せれば幸いだ。

tucasa homes_6921_R.JPGレコードが主流だった70年代の音楽は、
今聴いても色褪せることなく心に沁みる。

そんな建築を残したい。

傑作はどんな分野でも鏡である。

「仕事は一瞬、お施主様は一生」
これは独立時からの理念である。

「一棟一生」

今は独立した時より、健康でいることに気を使うし、
仕事時間も減った。

tucasa_casa effe_3519s_R.JPGけれど、弦楽器の習得のように
継続してきた今だからこそ
作れる建築がある。

そして今やっている仕事にも
未来が描かれている。


司建築工房

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posted by Koji at 14:53 | TrackBack(0) | 日々の仕事

casa effe のレスタウロ 3

雨続きの日々、今朝
久々の陽射しに身体が喜んだ気がする。

蝉たちも梅雨明けが待ちきれないようだ。

casa effe の現場では、
仕上げ工程、養生はがし、掃除と
1か月間切れ目なく没頭した。

毎回必ず初めてやる面白さを味わうけれど、
半年前に思考して想像した通りのモノが今、
職人の技術によって形になった。

tucasa_casa effe_6737_R.JPGただ床の装飾だけは、
基本の考えと材料寸法を基に

即興演奏のごとく、
その場でラインを決定して、
職人と共に生成された。

ここでも大工工事と同様、
間竿と基準線となる墨出しが肝となる。

僕はチェロを弾くんだけれど、
音程は、ある音から次の音への距離を
自分の身体に染み込ませることによって作られる。

tucasa_casa effe_3451s_R.JPG1ミリズレるだけで、
真の響きは生まれない。

音程がピタッと合った時、
楽器全体が共鳴する。

この時、元の音の音程が正確であることが前提だ。

これは捨て切りから始める大工仕事でも
床の装飾でも同じだった。

この1ミリをどう考えるかによって音楽が決まるように、
1ミリを合わせようとする執念は、建築も同じだ。

ピタッと合った時、建築は共鳴する。

tucasa_casa effe_3468s_R.JPG今回の casa effe は、
弦楽器のF字孔のことである。

共鳴した音がこのF字孔から解き放たれる。

先人達が最終的に
effe の形にしたことは興味深い。

僕の仕事は、手間は掛かっても
出来た時の感動があるし、材料のチョイスも参考になる。
そう職人が云ってくれた。

すべてを壊して作れば費用も掛かる。
元の部分を残しながら新たなデザインに取り込めないか。

tucasa_casa effe_3481s_R.JPG既存の巾木と方立、鴨居のライン、
既存の長押と新たな幕板のラインを
デザインに取り入れた。

お施主さんの好きな色をベースに、僕の中では、
シ・ミ・ラにb(フラット)が付いた音色にした。

後で、俵屋宗達の
風神雷神図屏風の色遣いだとふと気づく。

今は、お施主さんの琴線に触れることを願って。。。



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posted by Koji at 12:50 | TrackBack(0) | 現場