2016年11月15日

竣工の火入れ式

現場は養生シートを撤去し掃除をして、
カーテンを取り付けた。

レースのカーテンは、
電磁波シールドカーテンになっている。

現在製作中の椅子等納品が残ったけれど、
お施主さまは、遊び心のある家具や全体の調和と
色遣いを大変気に入って下さった。

1479129432.jpg街の木々が色づきはじめた秋の日、
無事竣工を迎え、
薪ストーブの火入れ式を行った。

お施主さまに記念すべき点火をして頂いて、
火のある生活の幕開けだ。

暖炉屋さんも絶賛の
床強度と壁の防火構造、

そして断熱材の入った二重煙突で
施工した薪ストーブは、

木もガスも煙もちゃんと燃えている
素直な炎を見せてくれた。

優しく暖めてくれる熱を身体に感じて、
揺らめく炎を眺めていると話が弾む。

1479129348.jpg人類は新石器時代に家の中に炉を作った。

これこそ失われつつある民家に続いた
人が住む家の本質だ。

自然と人間の文化が合わさる場所で
美しい炎を熾す美学。

人間のキリなき欲望と歴史や自然を無視して
効率のみを追求する、資本主義経済の行き詰まりと同様に

ここまでやるかという便利な家電や
空調さえあればいいという発想の家では、

人としての生活の温かみや心の豊かさを育む
本来の家の本質からかけ離れてしまっている。

1479129396.jpg太陽エネルギーによって育まれた
木と人が

大地の上で
本性のままに融合する。

この哲学を
これからも形にしていきたいと想う。


司建築工房

♪・・・・・・・・・・・・・・・・・・♪
 大地の樹木 本物の素材 火のある生活



posted by Koji at 00:01 | TrackBack(0) | 現場
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/177667436

この記事へのトラックバック