2019年03月27日

Stars in Blue

公演から10日が経った今でも感動が沸き起こってくる。

IMG_2338_R.JPGあのマニュエル・ルグリ率いるバレエダンサーと
音楽の舞台は、期待を裏切らなかった。

豪華な衣裳も纏わず、凝った舞台装置もない、
ピアノとヴァイオリンだけの
シンプルな音楽をそのままに

身体で表現し踊る姿は、
よりストレートに心に伝わってきた。

50歳を超えても尚、バレエの動作、舞台での振る舞い、
ひとつのポーズだけで雰囲気と存在感のあるルグリがいた。

IMG_2634_R.JPGその中にあって、オルガ・スミルノワの
「瀕死の白鳥」は涙が出た。

サン=サーンスの「動物の謝肉祭」
第13曲の「白鳥」を
三浦さんはヴィオラで奏で、

田村響さんとの美しい音楽での白鳥の動きは、
人間離れした凄いものを目の当たりにした。

一生のうちで一度きりではないかと思える程、
一期一会の記憶に残る名演だった。

研ぎ澄まされた肉体を目撃するにつけ、
どれほどの鍛錬と犠牲があるかは計り知れないけれど、
自ずと最大の敬意を覚える。

2015年50歳での引退公演を見届けた
シルビー・ギエムを思い出した。

ギエムが云った。
「ダンサーに与えられた時間はとても短い」と。

振付と音楽の間にある感動的な関係は、いつも
ダンサーが心で感じた動作から生み出される。

そして自分がしたいことを選択するのが
真のアーティストなのだ。


司建築工房

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 大地の樹木 本物の素材 火のある生活
posted by Koji at 19:13 | TrackBack(0) | 音楽
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