2008年12月31日

ベルリン巡礼1

DSCN3043.JPGベルリンとプラハの旅から帰ってきた。

実は料理の趣味もあって、
手作りのタレを作るのが好きなんだけど、

料理家の辰巳芳子さんの「あなたのために」という料理本の表紙が、
ベルリンにあるバウハウス博物館にある抽象画で、

彼女は「料理は図式化できる、
特にスープはすでに図式化した」とおっしゃった。

今回彼女が見たそのルートヴィッヒ・ヒルシュフェルトマックの
抽象画を実際見て、まさに料理そのものだと感動した。

両サイドの黄色、出汁が料理の決め手というイメージが
この絵から飛び込んできた。

僕が尊敬する建築家I・M・ペイは「バウハウス」を
創設したベルリン生まれの建築家グロピウスに学んでいる。

辰巳芳子さん、I・M・ペイ、ルーツはベルリンにあるような気がして、
そんなバウハウスをいつか訪れたいという夢が一つ叶った瞬間だった。

DSCN2549.JPGペイのベルリンにある
ドイツ歴史博物館展示ホールも、
当然見たい建築リストの一つだ。

パリのルーブル・ガラスのピラミッドと同様、
ガラス越しに17世紀の建築、
旧武器庫(ドイツ歴史博物館)を見るという

近代と中世の対比、

内部も円を代表する幾何学に光をどうからませるか、
広がりをどう表現するか、

北京の中国銀行本店にも見られた手法で、
まさにペイの建築を満喫できた。

DSCN2784.JPGミース・ファン・デル・ローエの
最晩年の作品、新ナショナルギャラリー。

巨大な鉄とガラスの
シンプルなデザインの1Fは、


ミース独自のユニヴァース・スペースの考えで、
地下が展示室になっていて、
想像を遥かに超えた広さを備えていた。

なんと幸運にも、僕の一番好きな画家パウル・クレーの
特別展が開催されていたのでした。

DSCN3044_r1.JPG膨大な数の作品が並んでいた。

地下のドアの表現が、尊敬する建築家
ミノル・ヤマサキの納まりと同じ手法を発見した。

ベルリンでは、約半額の値段に思わず
ル・クルーゼのオレンジ色の鍋を衝動買いした。

旅の荷物としては鉄の塊で重かったけれど、
5時間冷めない、煮崩れしない最高の鍋で、
旅の想い出と共に料理を楽しもうと思う。

司建築工房

♪・・・・・・・・・・・・・・・・・・♪
 大地の樹木 本物の素材 火のある生活
posted by Koji at 16:03| Comment(0) | TrackBack(0) |
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/24990847

この記事へのトラックバック