2011年01月27日

入賞者ガラコンサート

ショパンコンクールの入賞者6人のうち
5人が一堂に会したガラコンサートは面白かった。

同じピアノ、皆ショパンの曲なのに
音質も音量も違うし、タッチも表現もそれぞれで、

素晴らしい個性を味わったのでした。

P1234771.BMP今回は3階席の後方でしたが、

俯瞰によってピアニストもオーケストラも
すべてを楽しめる席で、音もちゃんと届いてくる。

今回つくづく、
音はその演奏者の人間性の音だと感じた。

デュモンは音量は出ないけど、
彼の音楽はあたたかい。
音そのもののハート・感性が伝わってくる。

子守唄は彼に合っていて、
目が涙で潤んできた。

トリフォノフ、特にゲニューシャスの
音楽性には驚いた。

音楽を自分の感性で紡ぎ出している。
これで19・20歳?

ヴンダーの音楽には気品と精神性を感じた。

僕の好きなアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズを
ワルシャワフィルのオーケストラ付で聴けたのは幸せだった。

アンコールのヴォロドス編曲のトルコ行進曲は
ホロヴィッツばりのスケールの大きい演奏だった。

アヴデーエワは何を弾いても
音楽の芸術性を表現できる人だ。

ワルシャワフィルのバイオリンの音がいい。
ヴィオラの爪弾く音、チェロの爪弾く音、
各パートの細かいところまで満喫できた。

コンチェルトの後のアンコールは
最も高速のエチュード10-4。

高速の中にも緩を効果的に利かせて歌う。
知性と感性を兼ね備えた演奏だ。

こんな個性溢れる入賞者の中でも
ひと際聴衆に強い印象を残した
芸術家ボジャノフがいたらもっと面白かっただろう。。。


司建築工房

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 大地の樹木 本物の素材 火のある生活




posted by Koji at 23:08 | TrackBack(0) | 音楽
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