2012年07月21日

12周年記念涼風茶会

2000年辰年に独立開業して干支を一巡して、
今年また辰年を無事過ごさせて頂いている。

12周年。12って神秘的な数字だ。
干支が12支、時計は12時、月も12月。。。

OT12071503.jpg僕はこれまで自分に誠実に
生きてきたと思っている。

今までお世話になった方や
お施主さま、職人さん、お友達に

ちゃんとしたお茶室で
お茶を点てて差し上げたい。

伊藤先生には下見、お道具、京都でお買物、
準備、当日の指揮まで

本当に言葉もないくらいお世話になった。

僕ひとりではお茶席を持つことなど到底できない。

OT12071508.jpg多くの皆様の温かいお心とご協力に支えられて、
僕自身お茶会を楽しませて
頂くことができたのでした。

関わってくださった方々お一人おひとりに
感謝いたします。

たいしたおもてなしは出来ませんでしたが、
皆さんと束の間の心の交流が出来て、

一生の思い出になりました。

緑に染まった障子一枚隔てて鳥の声、
時折蝉の鳴き声、移ろう光の変化。。。

夏の季節感満載のお茶室は自然と一体。
そしてこの時空をみんなと共有できて嬉しかった。

OT12071507.jpgご参加下さった方の中には、
広島から浴衣で早朝の始発に乗って

受付のお手伝いをして下さった方も見えて
感動してしまった。

東京からも夜中から
ご主人の車の運転でお越し下さって、

しかもお着物で、
ステキな絵のプレゼントも感動した。

松本から駆け付けてくれた友人も嬉しかった。

岐阜や名古屋からも大勢駆けつけて下さった。
なんともったいないことだろう。

OT12071506.jpg記念に当日のお道具を記します。

お茶会のテーマとなるお床のお軸は
「竹に上下の節有り」

大徳寺黄梅院の太玄和尚の墨蹟だ。

12周年の節目ということで、
掛けさせて頂いた。

竹は縁起の良い植物だし、
七夕月にもちなんでいる。

僕の好きなそろりの花入には、
うちの庭に咲いていたむくげと水引を。

OT12071502.jpg伊藤先生がいいお花が入って大好きよ、
とおっしゃって下さったことが嬉しかった。

お茶器は、みる(海松)貝の蒔絵。
割れ蓋の平水差は水がたっぷり入って涼しげ。

蓋置きは祇園祭りの絵。
香木は白檀の爽やかな薫り。

お茶杓のご銘は「清友」でした。

お茶碗は、貫入の入った出雲の布志名焼(江戸時代)。
貫入には音があって、熱い窯から取り出した直後にひびが入るんだけど、

その時の音がまるで風鈴のような神秘的な音色なのだ。
貫入のお茶碗も自分の中では夏を表現しているものと捉えてみた。

OT12071501.JPGちなみに僕の着物の袴は
米沢の紅花紡ぎの紗で、

伊右衛門のCMで宮沢りえさんの
お着物を提供している新田さんのものだ。


司建築工房

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 大地の樹木 本物の素材 火のある生活




posted by Koji at 21:47 | TrackBack(0) | 交流
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