2013年01月30日

炉の着物

僕の背丈は六尺二寸の規格外。
自分の身体にピッタリ合う炉の時期の着物が出来た。

一目会った瞬間、生きてる!と実感して胸が熱くなる。

画像 981.jpg自分の友が一人増えたようなものだ。
これから絆を深めていこうと思う。

まず、通常の反物の並幅よりも二寸程巾広い
力士のための白生地(正絹)を取り寄せた。

... 美しく染めた絹の色の重なりで
季節感を表現した平安貴族のように、

自然への崇敬の気持ちを持って
季節の草木に想いを巡らして、

染める色を決めるのは楽しかった。

紅葉の情熱の色ではなく、朽葉の色。

冬枯れの 杜の朽ち葉の 霜の上に
落ちたる月の 影のさやけさ

目指したのは白橡(しろつるばみ)色。
ほんの少し灰赤がかった白っぽい茶色。

何とも言えない優しい色に仕上がったのは
下染めが決めてだ。

京都の職人さんに草木の引き染めを
特別見学させて頂いたのが昨夏。

手の枯れたおばあちゃんに仕立ててもらって。。。

この着物で炉のお点前が出来ればと思うとワクワクしてくる。

半襟とか帯、雪駄で季節の色彩を組み合わせて、
今年は出来るだけ機会を作って着物で出掛けてみたい。


司建築工房

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 大地の樹木 本物の素材 火のある生活

posted by Koji at 23:53 | TrackBack(0) | 私ごと
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